国際的に最も認知されている環境性能評価システムにアメリカ発祥のLEEDというものがあります。
札幌市はそのLEEDの中の’LEED for Cities and Communities’の部門で最高ランクのプラチナ認証を2020年に取得しています。
日本の都市では初のことです。
残念ながら札幌市民でもこの事を知っている人は多くないように思います。
もっともっと多くの人に、特に道民に知ってもらいたいです。
素晴らしいことですから。
こちらの評価は5つのKPIで加点されていきます。
下のカタツムリのような形をしたものがそれを表しているのですが、エネルギー、水、交通、に比べてHuman Experienceが低いことが分かります。
このHuman Experienceというのは女性の社会進出や働きやすさ、また教育率などが関係しているそうです。
これが言わば札幌市がこれから改善すべきポイントであるという事になります。
この認証は永続的なものではなく相対評価で、毎年再評価が行われ評価が下がれば認証を取り消されてしまうこともあります。
まずは札幌市民が素晴らしい評価を受けた街に暮らしていることを自覚して、それぞれ出来ることをちょっと考えて実行してゆくことが大切なんだと思います。