植栽のプランをするとき、普通に生活する中に自然に緑が目に入るように意識します。
デンマークの研究で緑の少ない場所で子供時代を過ごした人は、その後精神疾患になる確率が高いということが示されています。
きっと子どもに限った話ではないでしょう。
スペインでは緑地の多い学校に通う子供は、緑地の少ない学校に通う子供よりも認知が発達しているという研究結果もあるそうです。
きっとこれも子どもに限った話ではないでしょう。
少しでいいから日常の中で、意識しない内に緑を目にする環境で暮らすということは、5年10年と年数重ねる中で大きな意味を持つような気がします。
一人こもって仕事する部屋の窓から見た様子です。
ちょっとだけ見える緑に仕事が煮詰まった時随分助けられています。
意識してないのに勝手に目にする。
これくらい肩の力抜けた付き合いならきっと工夫次第で誰にでも出来るのではないでしょうか。