今の案件の打合せに道産レンガの老舗 米澤レンガさんに伺いました。
1939年に設立された、道内最古の現役レンガ工場。
かなりご無沙汰してしまい、前回お邪魔したのは20年以上前。
当時お会いした会長さんが亡くなり、その息子さんが3代目として社長になられ、他社での経験を積んだお孫さんが専務として戻られました。
時が経つのを感じますが、社長さんが伝統を守り、専務さんが若い発想で新しい焼き色のレンガにチャレンジし、戦前から同じ煙突から登る煙を絶やさないよう頑張っています。

こちらの煙突。

炭鉄港 という言葉があるそうです。
知りませんでしたが北国の産業の歴史の象徴として日本遺産として登録される制度で、この煙突も登録されたそうです。
夕張炭鉱と違い、今も現役で煙を上げ続けている煙突です。
4代目から5代目へと。
この火を灯し続けてほしいと思います。