札幌では建築の切り土の埋め戻しに火山灰を使います。
いくつかのメリットがあります。
安価であること、扱いやすいこと、よく締まることなどありますが、以外と意識されていないのが栄養分がないため雑草が生えづらいという特徴もあります。
自分はこの火山灰を築山の下地にも使います。
前述の理由がまさにはまる場面で、扱いやすくよく締まるので下地には最適な上、植物の植わるところだけ栄養分の高い土にして、それ以外では火山灰を使うことで、その後の管理に安心感を持つことが出来ます。
今回函館で初めて設計施工で仕事を請けましたが、プランに築山をいくつか入れて、火山灰で下地をつくる仕様で函館の地元の協力業者に図面を送りました。
ところが非常に困惑したリアクションが返ってきたので何を言っているのだろうと思いましたが、現地に行って実物を見て話を聞いて納得しました。
色は赤く、拳大の塊も残っている状態の火山灰。
自分の知っている火山灰とは別物でした。
道外の仕事ではその辺り当然確認しながらプランするのですが、同じ北海道で、近くには駒ヶ岳もある道南で火山灰で困ることがあるとは想像していませんでした。

面白いですね。地域の個性を知るというのは。
幸いなことに仕事を通してその土地を肌感覚で感じることが出来ます。
若い頃はバイクで旅をしましたが、今は仕事を通して旅してる感じがします。
