同じ設計でも公共空間なのか法人なのか個人なのかでは性格がだいぶ異なります。
公共は理詰めの世界です。一つ一つに納得いく根拠を求められます。
その対極にあるのが個人のお庭になります。
数字による根拠よりもクライアントの納得度がバロメータとしては上位になります。
ただ植物が育たなければ意味はありませんし環境や生態系の部分で守るべきルールやモラルもあります。
クライアントの思いを汲みながら守るべきものは守って一つの絵にするのは簡単ではありませんが、杓子定規にモノを考えないようにするトレーニングとしてはかなり鍛えてもらえます。

公共の設計より数倍人の体温を感じます。
その分大変なこともありますが(笑)。
北海道もいよいよ春本番、サクラ満開です。
今シーズンも個人のお庭も大切にしますよ!