ブレストや関係者間での打合せの際に、ペンディングしてこのテーマについては次回改めて議論しましょう、各自それまで頭の中整理しといてねーということはよくあります。議論を重ねるうちにスタートが何だったか、どこに向かってるんだか分からなくなった時は一度頭を整理することも必要です。
一方で現場ではそれが許されない場面は多々あります。
多くの人、多くの段取り、資材の手配など様々な要素が複雑に絡むことが多い上に、ランドスケープの世界では天候や気温、植物を傷めない時期などにも左右されます。
その中でちょっと判断つかないからペンディングねーと出来るほど余裕のある現場はそうありません。
そのために事前にイメージをして準備を重ねる訳ですが、それでも不測の事態は起こります。
その想定外の事態にそこで出来る最善の対処が出来るかは、その後の現場の流れに大きな影響を与えます。
現場は生き物です。
次回に持ち越せる会議室と、その場で答えを出す現場。
そのスピード感の違い、意識の差をいかに埋めるか。
良いものづくりをするためにはとても大切なことです。
