屋上庭園について相談を受けることも多くなりました。 

ESG投資も拡大傾向にあり、企業は環境配慮への意識をより高く持っているかどうかが評価の指標の一つになっています。

個人邸は企業とはもちろん違いますのでご自身の身の丈に合わせて楽しみながらということが前提であるべきです。

地面から離れて育てるということは地上で育てる以上に気をつけることは多くなります。

排水、灌水、根づまり、風への対策に加え建物にかかる荷重、防水、ルートガードなど設計段階で建築設計と同時に考えるべき事も多くあります。

地上と違って建物の中を通らないと庭に出られないことも多い屋上庭園は管理など頼みたくても外の人を入れることに抵抗を感じることもあります。

つくる事だけでなく続ける事を意識して、設計段階でしっかりと専門家の意見も聞き取っていただきたいと思います。

屋上緑化の技術や製品も格段に良くなっています。

しっかりプランを練り上げることで出来ることはきっとあります!

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投稿者について

札幌市東区のOne & Nature。人(One) と 自然(Nature) をつなげるお手伝いができればとこの名前を付けました。個人の庭から街並景観まで、さまざまなライフスタイルに合わせて植物が身近にあり、そのたくましく育つ姿から力をもらえる。そんな空間づくりを目指します。