前回の投稿『東京カテドラル聖マリア大聖堂』でケルン大聖堂に触れましたので2019年に訪れたその様子を。
この建物が完成したのが1880年。
高さ157mのゴシック建築です。
当時世界一の高さであったこの大聖堂、今や高さだけならそれを越す建物はたくさんありますが、鉄骨やRCではないんです。
積み上げられた石に繊細な装飾が細部にまで削り出され、その荘厳な佇まいは現代の高層ビルとは別次元です。
フライングバットレスやガウディのサグラダファミリアなど色々話は広がってしまうのですが、そんなことよりただただ感じてもらいたいというのが正直なところです。
夜景も素敵です。
建物の中で厳かな空気に包まれたいなら朝方早い時間がお薦めです。
人も少なく、ヒンヤリした空気がさらにドップリと神聖な雰囲気に浸からせてくれます。
機会あれば是非訪れてドップリ浸かってください。
写真ではとても伝わらない何かをきっと感じると思います。