2回にわたり針葉樹の移植について書きました。
今回は3回目 前回の続きです。
敷地奥の重機も入らない場所に植わる重たいプンゲンスをどう運び出したか。
その様子です。


写真では分かりづらいですが車両を止めているのは結構な下り坂。
吊り上げた荷重で車両が浮かないように荷台に重機を重石にして。
かなり気を使う作業でした。
それでも何とか。
可能な限り樹木にストレスかけないで運び出せたと思います。
そして移動先に収まった様子がこちら。



移植は補償の付かない世界です。
あるのはお客さんとの信頼関係のみ。
時には新しい樹を買って植えた方が安いこともあるのになぜそれでも移植をするのか。
もちろん新規で植える圃場から掘り出されたばかりの樹には時間の流れの中でのみ刻まれる風格がないということもあります。
でもそれ以上に大きいのはお客さんのその樹に対する想いです。
今回のお客さんはカナダ人。
特にその想い強いのかもしれません。