前回の投稿で造園の技術の一つ 冬囲いの’かご編み’ についてお話ししました。

今回その流れでもう一つ ’男結び’ について。

‘男結び’というのは冬囲いに限らず、これを知らなければ造園の仕事はままならない、という代表的な結束(縄の結び)の一つです。

(女性の名誉のために’女結び’というものもあります)

前回の冬囲いの様子の写真の中で、竹の頭を止めている結びが’男結び’です。

たかが結び方一つでもバカにしたものではありません。

実際口で教わっただけでは出来ないと思います。

この結び方の優れているところは、きちんと結べたときには束ねたものが一切緩むことなく一塊になります。

左手の親指を軸に、そこを軸に束ねたいモノが束ねられ、結び目もそこに収まる。

身体が覚えてしまっているので改めて言葉で説明しようとしてもうまく説明できません。

YouTubeでも結び方紹介されているようです。観てはいませんが。

自分の周りにはこの男結びを完璧にマスターしている女性の仕事仲間も大勢います。

男性の方。

その名も’男結び’。

結び方マスターして、キャンプなんかで薪なんかをパパッと束たりしたら株上がりますよ(笑)

チャレンジしてみては。

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投稿者について

札幌市東区のOne & Nature。人(One) と 自然(Nature) をつなげるお手伝いができればとこの名前を付けました。個人の庭から街並景観まで、さまざまなライフスタイルに合わせて植物が身近にあり、そのたくましく育つ姿から力をもらえる。そんな空間づくりを目指します。