北海道では常緑広葉樹というものはかなり限られます。
本州では一年中濃い緑色の葉をつけている樹木は普通にありますよね。
シイやカシ、ツバキなど照葉樹も多くあります。
ここ北海道では常緑の広葉樹というものは低木や小低木はいくらかありますが、高木は自分が知る限りはありません。
針葉樹のみです。
植栽設計をしていて欲しくなる場面はあります。常緑広葉樹。
今進行中の案件に道の駅の植栽設計があります。
そこには温浴施設が予定されており、内風呂と外の露天風呂との間をやんわり分けたいところです。
壁の向こうに広がる雄大な景色と繋げるためにも植栽でとは思うのですが、仕切りになる高さの常緑広葉樹がない。
針葉樹では重た過ぎる。
冬に落葉してしまっては目隠しにならない。
んー
こういう植物が少ないから北海道の植物の世界が涼しげで、風にそよぐ姿が魅力的なのだということは分かってるんですけどね(笑)。