しばらく公共の設計が続きましたが、ここ北海道も雪融けが進むにつれ民間の相談が増えてきます。
植物を扱う分野としてランドスケープ、造園、園芸などありますが、明確な線引きはありませんが個の植物にどこまでフォーカスするかは違いがあると思います。
ランドスケープの世界ではゾーンやエリアの持つ意味が先にあって、その趣旨に沿う植物であればオーケーという事が多くなります。
対して園芸となれば個の植物に強くフォーカスします。
例えばここにハーブを植えるという時、ハーブならオーケーという事ではなく、どんな香りのものか、手触りはどうか、薬用になるのか、料理に使えるのか、好きか嫌いかなど。

場面で言えば公共の場面ではランドスケープの考え方が強くなり、個人の庭では園芸的な考え方が強くなる傾向があります。
公共の設計が一段落して久しぶりに個の植物に向き合っています。
楽しい。