植物を主体とする空間設計が弊事務所のメインの業務になりますが、その植物を人工物に囲まれた人の暮らしにどう落とし込めるかということを考える上で、どちらかを拒絶するものではありません。

現代社会で忘れがちな有機的な暮らしを取り入れてほしいと思いますが、そのことが逆にプレッシャーやストレスになっては本末転倒だとも思っています。

例えば塀を建てるとき、スギやヒノキの天然の板張りにするのか、模造の人工物にするのか。

デッキをつくるとき、テラスをつくるとき、通路をつくるとき、階段をつくるとき、あらゆる場面で天然、人工どちらの選択肢もあります。

それぞれメリット、デメリットがありますが、様々な技術や商品のグレードも上がったことでその差は小さくなってきています。

人工のものであっても以前とは比べ物にならないレベルの商品が次々開発されていますし、天然のものであっても乾燥技術や塗料、健康志向の薬品などの使用により耐久性も上がっています。

人工芝も今はそのクオリティの高さに驚かされます。

もちろん本来オフシーズンの葉が色を失う時期にも青々していたりとおかしな景色をつくることもありますが、コスト、手触り、安全性、耐久性、用途など様々な面を考慮した上でうまく使い分けていただければと思います。

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投稿者について

札幌市東区のOne & Nature。人(One) と 自然(Nature) をつなげるお手伝いができればとこの名前を付けました。個人の庭から街並景観まで、さまざまなライフスタイルに合わせて植物が身近にあり、そのたくましく育つ姿から力をもらえる。そんな空間づくりを目指します。