建築とランドスケープの大きな違いの一つにアンジュレーションがあります。
建築の世界では基本的に床は水平かスロープか、すなわち直線です。
ランドスケープのように自然素材を扱う世界では直線で割り切れない場面が普通にあります。
‘アンジュレーション’という言葉は直線でも単純な曲線でもない‘うねり’を意味します。
この‘うねり’が空間を自然に繋げ、奥行き感を表現し、深みを生むなくてはならない要素です。
しかしそこに人が入るという時、すべて‘うねり’で繋げるというわけにはなかなかいきません。
どこまでアンジュレーションで繋げ、どこにはステップを用意するかというのは一つポイントになります。

バリアフリー新法をクリアしながらよりスムーズに繋げ、それでいて機能的に。
難しい・・・