去年植栽コンセプトとプランで携わった動物愛護センターの工事が進み、全体が見えてきたというので許可をもらって中を見学させてもらいました。
見渡す限り木、木、木!
建物の壁面のほとんどがRを巻いていることがさらに木の存在感を強調していました。
全都道府県から調達した木を使ったという国立競技場では、この距離感で木を感じることはできません。
圧巻でした。
一番上まで上がって見た屋根組みは何か宇宙船の中にいるように感じました。
建築途中の今だから見られる景色。
使われている木材は全て道産材のカラマツとトドマツ。
ウッドショックでバタバタしたところもありましたが、日本は国土の3分の2が森林です。
何より地元の材は当然風土に馴染み、そして美しい。
安かろう早かろうで安易に輸入材に頼るのではなく、足元にある宝を改めて見つめ直すことは大切ですね。