図面の種類の一つに立面図(elevation)というものがあります。
建築ではファサードの確認や窓や開口、屋根勾配の確認などに使われますが、ランドスケープの世界ではそれ以上に様々なポイントの確認に有用なものとなります。

日差しはどの角度からどう差し込むか、風はどう流れるか、外を歩く人の目線から建物内部はどう映るか、駐車してある車がどう視界に入るかなど、平面図では把握しづらい多くのことが確認できます。
宅地造成の規制区域にかかる場合は切土盛土の勾配にも規定が設けられており、うっかり知らずに計画してしまうと指導の対象にもなり得ます。
自分の描いた絵の中に自分自身が立ってそこに吹く風や空気を感じる、そんな絵が描きたいですね。
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