昔から言い続けている事がいくつかあります。
一つはまち全体をキャンパスにして全ての街路樹桝を対象に植栽マスタープランをつくって宿根草で全ての街路を彩ること。
二つ目は新鮮な土を入れたプランターを高齢者の入居施設に毎春届けて好きな野菜を育ててもらい生きがいと楽しみを創出すること。
三つ目は札幌時計台を北大植物園に移設すること。
一つ目二つ目は今までのブログでも話してきていますがまた改めて。
三つ目は何を訳の分からん事をと言われそうですが(笑)、かなり本気でうん十年言い続けています。
先日通りかかった時計台の様子。
残念ながらほぼどのアングルから撮っても背後にビルが映り込みます。
この建物が緑に囲まれた芝生の中に建っていたら。
札幌農学校の演武場として建てられたこの建物は1900年代に入り一度100mほどですが移設されています。その後も移転の議論はありましたが1966年に現在地での永久保存が議会で決定され1970年に重要文化財に指定されています。
ただその決定から50年以上経ち、街の景観もすっかり様変わりしました。
そこにあってこそ意味があるという意見ももちろんあるでしょうが、50年以上前の決定に縛られず改めて色んな意見を交換していいのではないかと思います。
永久保存が決定する前には円山公園や中島公園への移転が検討されたそうです。
でも元々北海道大学の前身である札幌農学校の施設。
クラークさんの言葉でつくられた北大植物園も札幌農学校に移管されたもので、中の博物館は同じく重要文化財に指定されています。
自分なら移転先はここだと思うのですが、皆さんならどこにします?