前回に引き続きランドスケープに求められる成長成熟について。
モノの価値観は大きく変わりつつあります。
パンデミックがその勢いを後押ししました。
力ずくで技術力とコストかけて開発するのではなく、自然界の生命力を再認識し、その恵みを改めて感謝しながら享受し共生することがサスティナブルで本当の幸せだという考え方が世界でも広がっています。
SDGsの17の目標にも、根底にそうした意識の高まりがあります。
今でも良いお付き合いさせていただいています法人の中庭になります。
今はさらに濃い緑をつくっていますが施工当初はこんな感じでした。
限られた敷地の中でたくましく育ってくれる姿に感動します。
我々専門の人間も限られた知識と技術の中で精いっぱい想像力を働かせてプランづくりをしますが、最後には植物の生命力に委ねるしかありません。
決して人が上ではないんですね。
植物と人間が良い関係を築けるよう、お手伝いしていきたいと思います。