商業施設やオフィスビルなどに屋上庭園や屋上の緑化をずいぶん見るようになりました。
弊事務所でも修景以上に環境や生態系、CSRの意味で相談を受けることが増えてきました。
その意味では屋上庭園という格式高いものではなく、より自然体で敷居の低い、それでいてアーバンヒーティングや温室効果ガスを抑え、生態系を繋げ、無機質な屋根を柔らかな印象にしてくれる。
北海道でそうした民間ベースで手の届く、リーズナブルで管理の必要がほとんどなく、広い北海道の大地に似合うルーフガーデンを広げるプロジェクトを、建築家と協働で進めています。
屋根全体とまでいかなくてもカーポートやキャノピーなど生かせる場面はたくさんあります。
大きなショッピングモールなんかに立派な屋上庭園がポツポツと点在するのではなく、小さな緑があちこちに広がり繋がってゆく。
今模索しているこのルーフガーデンがそのツールの一つになることを夢見て。