先日、北海道の新十津川にリニューアルオープンした公園の設計チームの慰労会がありました。
設計の元請けさんのご厚意で招待していただきましたが、改めて様々な専門の立場からモノ言えるチームで設計していたのだなと実感しました。
非常に稀有なパターンだと思います。

一般的には一般競争入札で落札した業者が、そこを頂点としたピラミッドの組織で突っ走ります。
この公園設計チームにピラミッドはありませんでした。
元請さんは新十津川町と長くお付き合いされてきています。
そうして築いた信頼関係なくして前例踏襲が当たり前のお役人さんが今回のチームにこのプロジェクトを委ねてくれることはなかったでしょう。
感謝です。
そこに公共設計、ランドスケープ、建築、まちづくり、様々な分野の専門家が集まり、フラットな関係で膝突き合わせてゴールを目指しました。
納品後、みんなで良い酒を飲めているのが何よりの証だと思います。
8月に現地を確認に訪れると、最高の陽気の中多くの子連れの家族が水遊びやBBQを楽しんでいました。




様々なイベントも予定されているようです。
びしょ濡れで満面の笑顔で遊ぶ子ども達を見て幸せな気持ちになりました。
